勃起障害の様々な理由

勃起障害についてですが、勃起機能の低下を指しますが、性交渉で膣の中に挿入する際に、硬度が不十分であったり、持続できない場合に性交に支障をきたす障害であり、男性には悩ましい問題でしょう。
最近では、Erectile Dysfunctionとの病名が付いていますが、かつては、インポテンツと呼ばれ、現在ではインポテンツの亜型ととらえられています。

どんな原因があるか?
先天性の、うまれつき全く勃ったことがないという一次性インポテンツと、一時的には勃ったことがある、あるいは問題がなかったのにもかかわらず、その後、勃起障害の症状に罹患したという二次性のインポテンツとの二種類に分類されます。
一次性の勃起障害の場合は、身体的な機能が低下していて、二次性徴が発現していない場合や、遅れている場合の人に認められます。
二次性の勃起障害の場合は、成人にみられ、20歳から40歳の人で、新婚のインポテンツや、恋愛対象を前にして緊張すると起こる緊張性のインポテンツなどがあり、精神的、心因性の原因があげられます。また、40歳以上の方では、老化や心臓病、糖尿病、動脈硬化などの慢性疾患が原因となる、器質性のものと、大腸癌や前立腺癌・前立腺肥大の外科的手術で勃起機能のための血管や神経が損傷を受けることも大きな要因となります。
また、まれな要因としましては、脊髄や頭部の外傷や手術による損傷によっても障害が発生しますし、詳しいメカニズムはまだわかっていませんが、抗鬱剤、降圧剤などの服用によっても発症する障害です。

症状の発現の仕方は?
二次性の場合は、突然発症し、ときどき勃起障害に陥る状態だったのが、重症になると常に、勃起機能の低下に悩まされ、精神的な不安が増すと更に悪化するという方もいます。

診断方法は?
医療機関にて、過去一か月間の性交渉での勃起の状態、勃起が起こるかどうか、硬さ、膣内に挿入が出来たかどうか、挿入後の持続状態はどうかについて問診されます。それに加えて、朝立ちと呼ばれる早朝勃起があるかどうかと、その頻度、その際の硬さも診断に有用で、それが時々でも認められば、精神的・心因性の障害と診断できます。
更には、二次性徴があるかどうかや、陰茎と精巣の大きさに、血液検査では男性ホルモン値や糖尿病などの疾患の有無、また特別なものとして、
その他では、服用しているお薬、既往歴、飲酒の有無と量、喫煙の有無と量の聴取、眠っている間に勃起という現象が発現している状態がわかるリジスキャンという検査などがあります。
また、精神的なものの場合は、バイアグラなどが効果が薄れたり、出なかったりするので、精神科にかかることが必要でしょう。